三
本文
読み進めるほど、言葉に灯りがともっていきます。心に残った行は、押すと栞をはさめます。金色の言葉は、ほかの本につながっています。
指先で弾く 他人のハイライトベッドの隅っこ ぼくはただの観客楽しそうな写真が 流れるたびに主役になれない自分が 浮き彫りになる
誰かが勝手に 引いたその内側で 笑い合う人たち入れないぼくらは 透明人間みたいに息を潜めて 朝を待っている
で 何が悪いんだ無理に繋がって 星座になんてならなくていい誰かを照らすための じゃなくてきみがきみのために 燃やしてる熱がある一人のままで 十分に綺麗だ
画面越しの数字で 自分の価値を量ろうとするのは もうやめにしよう比べ合うゲームを 降りたところから本当の呼吸が 始まる気がするんだ
浮かないように 気を読みすぎてすり減っていくのは 痛いほどわかるよその小さな枠を はみ出したとしても宇宙の広さから見れば みたいなものさ
名前のない星で 何が悪いんだ無理に繋がって 星座になんてならなくていい誰かを照らすための 光じゃなくてきみがきみのために 燃やしてる熱がある一人のままで 十分に綺麗だ
繋がらないことは 孤独なんかじゃない誰にも寄りかからず そこで立っている証拠だの闇が 深ければ深いほどきみの輪郭は はっきりと際立つから
名前のない星で 何が悪いんだ無理に繋がって 星座になんてならなくていい誰かを照らすための 光じゃなくてきみがきみのために 燃やしてる熱がある一人のままで 十分に綺麗だ
脇役だなんて もう言わせないよきみの世界の 真ん中にはきみがいる誰かの作った 神話には乗らずにぼくらだけの 点と点としてこの冷たい夜を 光り続けよう
最後の一行まで、読んでくださってありがとうございます。
目録カード
「光」が出てくる、ほかの本 15 冊
『Ear to the Ice』忘れないの棚日が傾いて 光が落ちていく
『Endless Summer』選び直すの棚薄れゆく光の中で 君の名前をなぞってみる
『Fifteen Degrees Up』選び直すの棚またスマホの光が 顔を照らす
『Fly Beyond』踏み出すの棚地上の光が震えているのがわかるかな
『Fragile』立ち止まるの棚その光景に
『HERO』立ち止まるの棚光のない空に向かって 花を咲かせているんだ
『innocent NURBS』忘れないの棚毎日見ていた景色は 穏やかで 光り輝いていた
『Lit from Down Here』分け合うの棚幻みたいに光って
『前髪と三日月』信じ直すの棚光が当たってないだけだろ
『未送信の引力』立ち止まるの棚何光年も離れてるみたいだ
『Noon at the Bottom of the Year』忘れないの棚箱 バインダー うなる蛍光管 その上にかがむ私
『One More Step』逃げていいの棚笑顔の裏で、光が消えていく
『Stardust on the Windowsill』比べないの棚ランプの光が長い筋になって
『Waving at the Space Station』分け合うの棚そして、やってきた。ぶれない小さな光
『ZOLL』踏み出すの棚光と影が交差して 悩みすぎちゃってワケがわからないよ
目録カード
「夜」が出てくる、ほかの本 16 冊
『Crickets on the Night Shift』比べないの棚夜勤のコオロギたち その調子でね
『Endless Summer』選び直すの棚一緒に過ごした夜のこと
『Fly Beyond』踏み出すの棚すべての願いを、夜の向こうへ運んでおくれ
『innocent NURBS』忘れないの棚夜に涙がこぼれるんだ
『Lit from Down Here』分け合うの棚今夜は少しやわらかい
『前髪と三日月』信じ直すの棚ため息で夜を濁していく
『未送信の引力』立ち止まるの棚時計の針は深夜二時半
『One More Step』逃げていいの棚今夜、僕は光を見つけられるかな
『六畳半の宇宙論』逃げていいの棚やけに恐ろしく感じる夜
『深夜のコンビニと流星群』忘れないの棚きみと座り込む 深夜の駐車場
『Stardust on the Windowsill』比べないの棚こんな夜ふけまで、わたしにつきあってくれてる
『Still Red Underneath』信じ直すの棚まだ赤い まだ赤い 今夜のあなたが 灰色でも
『super sonic』比べないの棚今夜の僕らは 悪くない
『The Birds Are Passing It On』信じ直すの棚歌はここで始まったんじゃない 夜通し旅をしてきた
『隣の席の質量』分け合うの棚逃げ場のない夜の盾になるんだ
『Waving at the Space Station』分け合うの棚夜の向こうから、こっちを見おろしてる
目録カード
「空」が出てくる、ほかの本 20 冊
『Crickets on the Night Shift』比べないの棚暗闇は 空っぽなんかじゃなかった
『Dew on Everything』立ち止まるの棚冷たい空気が そっと喉に触れる
『Endless Summer』選び直すの棚空を見上げれば、あなたに会える気がするよ
『Fifteen Degrees Up』選び直すの棚空はずっと 席をあけて待ってた
『Fly Beyond』踏み出すの棚その瞳に、燃えるような空を映している
『Fragile』立ち止まるの棚大空に
『HERO』立ち止まるの棚光のない空に向かって 花を咲かせているんだ
『innocent NURBS』忘れないの棚空に向かって手を伸ばすんだ!
『「いただきます」の祈り』分け合うの棚共通の空腹を
『交差点の無重力』逃げていいの棚職場の冷たい空気も
『Lit from Down Here』分け合うの棚私たちの光が 空へ返っていく
『前髪と三日月』信じ直すの棚空っぽな自分を誤魔化して
『魔法が解けたシンデレラ』信じ直すの棚空っぽだと気づいたんだ
『未送信の引力』立ち止まるの棚夜空の底からそっと祈ってる
『Noon at the Bottom of the Year』忘れないの棚空いたベンチを 端から端へ じりじりと
『深夜のコンビニと流星群』忘れないの棚ため息まじりに空を見た
『Still Red Underneath』信じ直すの棚ほんの少し 空気を送っただけ それだけ
『すれ違いの両想い』分け合うの棚ねえ教えて 虚構の鳥よ 空がみえない
『What the Tide Left Showing』立ち止まるの棚空気は 潮と海藻の匂い
『ZOLL』踏み出すの棚大きな海のようになれるのなら 大きな空をつかみとろう
言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
星座の境界線
88の星座には、1930年に公表された「境界線」がある
寄り道する言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
名前のある星
国際天文学連合が固有の名前を整理している星は、数百ほどしかない
寄り道する言葉の寄り道 ・ 語源・本来の意味
まばたき
「またたく」「まばたく」は、「目(ま)を叩く」から来た言葉
寄り道する
