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Endless Summer

Noise Margin

忘れようとした夏は、本当に終わったのでしょうか。

一

この本について

過去の恋に縛られてきた「僕」が、夏をきっかけに、君への想いと向き合う歌です。

君が恋しがってくれていると感じたい。空を見上げれば会える気がする。それなのに、作り笑いでいい、もう何も気にしない、と強がってしまう。だから距離を置き、いつも責任から逃げてきた。愛はなぜ、逃れられない戦争のように感じるのだろう。

今夜こそ古い鎖から解き放たれると誓っても、記憶が押し寄せてくる。君といると、時間が止まったように感じる。「Let it start」と「Feel the end」。始めることと、終わりを感じることが、何度も並んで歌われます。

悩んでも何の役にも立たない。さあ起きろ、これが「終わりなき夏」なんだ。迷いを振り切り、今この瞬間をつかもうとする一冊です。

二

見方を裏返す

表は、よくある見方。裏には、この詞の見方が書いてあります。

歌詞の中の、その一節へ

三

本文

読み進めるほど、言葉に灯りがともっていきます。心に残った行は、押すと栞をはさめます。金色の言葉は、ほかの本につながっています。

73 行

I want to feel like you miss me(君が僕を恋しく思ってるって、感じたいんだ)I feel like I see you in the sky(を見上げれば、あなたに会える気がするよ)Nothing stays with me(僕の中には何も残っていないし)Not even what you stole(君が奪っていったものさえも、もう消えてしまったよ)

I trace your name in fading light(薄れゆくの中で 君の名前をなぞってみる)You can fake a smile(くらい偽物でもいいよ)I don’t care at all(もう何も気にしないよ)I’m already gone(もうここにいないし)Smiling’s just a game(笑顔なんて茶番だ)

Do you remember?(君は覚えてる?)the night we spent together?(一緒に過ごしたのこと)hear me!?(聞いてる!?)

That’s why I keep pulling away from you(だからぼくは君から距離を置くんだ)Never taking the blame(結局いつも責任逃れするだけ)Why does love feel like a war we can't escape?(なぜ愛は、逃れられない戦争みたいに感じるんだろう?)No more shade, okay?(もうネガティブな空気はやめようぜ)The pain I knew is over(苦しみは過去になったんだよ)

Let it start(今、始めよう)Feel the end(終わりを感じて)We'll forget dreams forever(はもう二度と思い出さない)Let it start(今、始めよう)Feel the end(終わりを感じて)Let’s forget the scars together(傷跡を一緒に忘れよう)

I swear I will break free from these old chains tonight(今夜こそ この古い鎖から解き放たれると誓う)But I feel memories crashing in my mind(でも記憶が頭の中に押し寄せてくるんだ)Feels like time stalls with you(君といると、時間が止まったように感じる)It won't really help you to worry(悩んでも何の役にも立たないよ)Wake up(さあ起きろ)this is ""!!!!(これが「終わりなき夏」なんだ!)

Summer brings you back to me(夏の季節が君を呼び起こすんだ)I left my heart in the sky(ぼくはを空に置いてきたよ)Nothing you said can hold me like before(君のはもう、前みたいに僕を縛れないよ)Maybe it’s time to let someone in(そろそろ誰かを迎え入れてもいい頃かもしれない)

’Cause I'm done with fear(もう怯えたりしない)I was born to win(勝つために生まれてきたんだ), just believe(今こそ その瞬間をつかみ信じよう)

Do you treasure(君の胸にしまってある?)the night we laughed together?(一緒に笑った夜のこと)Feel me?(伝わるかな?)

Learning every piece of you and me takes a while(君と僕のすべてを知るにはしばらくかかるよ)But seriously!!(マジでさ!)I swear!(嘘じゃないよ!)I'm done and weary(くたくたで もう続けられないや)Oh.. I tried to move on…(前に進もうとしたけど…)It's you or nothing(君じゃなきゃ意味がないんだ)

Let it start(今、始めよう)Feel the end(終わりを感じて)We'll forget dreams forever(夢はもう二度と思い出さない)Let it start(今、始めよう)Feel the end(終わりを感じて)Let’s forget the scars together(傷跡を一緒に忘れよう)

I swear I feel empty when I’m not next to you(誓うよ、君の隣にいないと心が空っぽになる)But I still see your eyes, every time I close mine(それでも目を閉じるたび、君の瞳が浮かぶんだ)Feels like time stalls with you(君といると、時間が止まったように感じる)It won't really help you to worry(悩んでも何の役にも立たないよ)Wake up(さあ起きろ)this is "Endless Summer"!!!!(これが「終わりなき夏」なんだ!)

繰り返す嘘も 付き合える要素にも意味があるんだだから逃げないで ほらいつの日か優しさだったと気づくから

Let it start(今、始めよう)Feel the end(終わりを感じて)We'll forget dreams forever(夢はもう二度と思い出さない)Let it start(今、始めよう)Feel the end(終わりを感じて)Let’s forget the scars together(傷跡を一緒に忘れよう)

I swear I feel empty when I’m not next to you(誓うよ、君の隣にいないと心が空っぽになる)But I still see your eyes, every time I close mine(それでも目を閉じるたび、君の瞳が浮かぶんだ)Feels like time stalls with you(君といると、時間が止まったように感じる)It won't really help you to worry(悩んでも何の役にも立たないよ)Wake up(さあ起きろ)this is "Endless Summer"!!!!(これが「終わりなき夏」なんだ!)

目録カード

「空」が出てくる、ほかの本 15 冊

言葉の寄り道 ・ 言い回し

今をつかめ

「その日をつかめ(carpe diem)」は、古代ローマの詩人ホラティウスの詩の最後の一行

寄り道する

言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖

エンドレス・サマー

『The Endless Summer』は1966年のサーフィンの記録映画の題で、アメリカ議会図書館の国立フィルム登録簿に選ばれている

寄り道する

言葉の寄り道 ・ 語源・本来の意味

わがまま

「わがまま」は「わ(自分)が まま(思いどおり)」で、もとは自分の思いどおりになることを言った

寄り道する

四

あとがき

「わがまま」は、もとは「わが(自分の)まま」、自分の思いどおりになることを言う言葉でした。身勝手という意味は、そこから広がったものです。この歌の「僕」は、強がって距離を置き、責任から逃げてきました。古い鎖から解き放たれると誓っても、記憶は押し寄せてくる。けれど歌の終わり近く、日本語の4行が、繰り返す嘘にも、わがままにも意味があると告げます。いつかそれが優しさだったと気づくから、逃げないで、と。忘れることで始めようとした人が、忘れられないものと一緒に始め直す。その迷いさえ「終わりなき夏」の一部だという見方があってもいいのではないでしょうか。

五

この本の歌を聴く

近日公開予定です。

六

向かいの棚から、一冊

この本とは、少し違う見方の本です。

innocent NURBS忘れない読了終わってしまった愛は、間違いだったのでしょうか。

「選び直す」の棚の向かいには、「忘れない」の棚があります。

七

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この本を閉じたら、また本棚へ。