三
本文
読み進めるほど、言葉に灯りがともっていきます。心に残った行は、押すと栞をはさめます。金色の言葉は、ほかの本につながっています。
文字を打っては消してを繰り返す画面の点滅をただ見つめてる誰の機嫌も損ねないを探して今日もぼくだけが すり減っていく
みんなは当たり前みたいな顔で次のへ急いでいくのにぼくはを結び直すふりで俯いたまま やり過ごした
置いていかれたって、いいじゃないか息を切らして飛び乗る急行列車より窓の景色が見える各駅停車がいい真面目すぎるきみの不器用な歩幅をぼくは誰よりも誇りに思うよ
迷いのないを語る背中にすごいねって上手なを打つ何者にもなれそうにない自分の影が夕暮れのアスファルトに長く伸びた
正しいルートや正解なんてどこにも用意されていないのにみんなと同じになれないことが怖くて見えない線を必死になぞっていたんだ
置いていかれたって、いいじゃないか息を切らして飛び乗る急行列車より窓の景色が見える各駅停車がいい真面目すぎるきみの不器用な歩幅をぼくは誰よりも誇りに思うよ
傷つかないための愛想笑いをやめたら少しだけ向かい風が冷たく感じたよでもこの足でしっかり立っている実感だけは確かにぼくらの中に残ったんだ
置いていかれたって、いいじゃないか息を切らして飛び乗る急行列車より窓の景色が見える各駅停車がいい真面目すぎるきみの不器用な歩幅をぼくは誰よりも誇りに思うよ
焦る背中たちを静かに見送ってぼくらはぼくらの今日を確かめよう遠回りしたからこそ出会える明日があるきみのその歩き方で、ちゃんと正解だよ
最後の一行まで、読んでくださってありがとうございます。
目録カード
「夢」が出てくる、ほかの本 9 冊
目録カード
「言葉」が出てくる、ほかの本 10 冊
『Dew on Everything』立ち止まるの棚ささやきも 言葉ひとつもない
『Ear to the Ice』忘れないの棚届けられなかった言葉 ひとつ残らず
『Endless Summer』選び直すの棚君の言葉はもう、前みたいに僕を縛れないよ
『Fifteen Degrees Up』選び直すの棚言葉ひとつ交わすことはないけど
『Fragile』立ち止まるの棚言葉に代わる
『innocent NURBS』忘れないの棚本当に言いたくてたまらない言葉は・・・
『魔法が解けたシンデレラ』信じ直すの棚甘い言葉に満たされて
『未送信の引力』立ち止まるの棚届かないままの くすぶる言葉は
『Steam Has No Accent』逃げていいの棚言葉を運ぶのが 私の仕事
『隣の席の質量』分け合うの棚綺麗な言葉 持たないけれど
言葉の寄り道 ・ 語源・本来の意味
相槌
「相槌」は、もとは鍛冶で二人の職人が交互に槌を打ち合わせること
寄り道する言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
靴紐
靴紐がほどけるのは、足が地面を打つ衝撃と、紐の端が振られる動きが重なるから
寄り道する言葉の寄り道 ・ 語源・本来の意味
ホーム
駅の「ホーム」は「プラットホーム」のことで、もとの意味は「平らな形」
寄り道する







