言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
綿毛
わたげwatage
タンポポの綿毛の上には、毛から離れて浮かぶ、輪のような空気のうずができている
言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
わたげwatage
タンポポの綿毛の上には、毛から離れて浮かぶ、輪のような空気のうずができている
一
イギリスのエディンバラ大学などの研究チームは、タンポポの種のまわりの空気の流れを、目に見えるようにして調べました。
すると綿毛のすぐ上に、空気がくるくると回る輪のようなうずができていました。綿毛の毛と毛のすき間を空気が通り抜けるため、このうずは綿毛から少し離れたところに浮かんでいます。
研究チームはこれを「離れた渦輪」と名づけ、2018年に『Nature』で発表しました。円く広がった形と、すき間の多さが、このうずを生むかぎだと考えられています。
二
すき間だらけだから、風をつかまえられる。
重さを持たないものほど、遠くまで運ばれていきます。
三
寄り道はここまで。言葉が歌の中でどう使われているか、本をひらいて読んでみてください。
『Lighter Than It Looks』Yamadarium
where a seed head stands, pale and round and unplanned.(ぽつんと 白くまるい綿毛 誰も植えていないのに)
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