言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
イソギンチャク
いそぎんちゃくisoginchaku
引き潮で水の外に出たイソギンチャクは、触手をしまいこんで、体が乾かないようにしている
言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
いそぎんちゃくisoginchaku
引き潮で水の外に出たイソギンチャクは、触手をしまいこんで、体が乾かないようにしている
一
アメリカ国立公園局は、カリフォルニア沖のチャネル諸島のイソギンチャクについて、引き潮のときには触手をしまいこんで湿り気を保つ、と説明しています。
イギリスの磯でよく見られる、ふだんは暗い赤色のイソギンチャク(beadlet anemone)も、潮が引いたときや、何かに触れられたときに触手を引っこめます。
開いているときは花のように見えるイソギンチャクが、潮の引いた岩の上では、赤い粒のように閉じて、水が戻るのを待っています。
二
閉じているのは、あきらめたからではなく、乾かないためです。
自分を守るために丸くなる時間も、生きている時間です。
三
寄り道はここまで。言葉が歌の中でどう使われているか、本をひらいて読んでみてください。
『What the Tide Left Showing』Yamadarium
red anemones, closed up like fists,(赤いイソギンチャク 拳みたいに閉じて)it's what the tide left showing,(潮が引くのを待って 現れた)
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