言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
露
つゆtsuyu
露は空から降る雨とは違い、夜に冷えた草や物の表面に、空気の中の水分が結んだもの
言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
つゆtsuyu
露は空から降る雨とは違い、夜に冷えた草や物の表面に、空気の中の水分が結んだもの
一
露は、かつては空から降る見えない雨だとも、草が出す汗だとも考えられていました。
1814年、ロンドンの医師ウィリアム・チャールズ・ウェルズは、数年にわたる観察と実験をまとめた『露についての試論』を出しました。晴れて風の弱い夜には、草や物が熱を空へ逃がして冷え、その表面に空気の中の水分が結ぶ。それが露だ、という説明です。
雲の多い夜に露ができにくいことも、この考えで説明できます。
二
露は、いちばん静かな時間にできあがります。
何もできなかったと思う夜にも、何かは結んでいるのかもしれません。
三
寄り道はここまで。言葉が歌の中でどう使われているか、本をひらいて読んでみてください。
『Dew on Everything』Yamadarium
Dew on everything,(どこもかしこも 露がかかって)on the railing and the swing,(手すりにも ブランコにも)
『Dew on Everything』の、ほかの言葉の寄り道