言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
クモの糸
くものいとkumo-no-ito
濡れたクモの糸には小さな結び目ができ、まわりの水滴をそこへ集める
言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
くものいとkumo-no-ito
濡れたクモの糸には小さな結び目ができ、まわりの水滴をそこへ集める
一
中国の研究チームは、ウズグモの仲間(Uloborus walckenaerius)がつくる糸を霧に当てて調べました。
糸は濡れると形が変わり、ふくらんだ結び目と細いつなぎ目が交互に並びます。この形のちがいによって、糸についた小さな水滴は結び目のほうへ動き、大きな水玉になっていきます。
2010年に『Nature』で発表されたこの研究は、霧から水を集める人工の繊維づくりにも生かされています。
二
朝、クモの巣に並ぶ銀色の粒は、誰も見ていない時間に集まったものです。
休んでいるあいだにも、小さなものは少しずつ集まっています。
三
寄り道はここまで。言葉が歌の中でどう使われているか、本をひらいて読んでみてください。
『Dew on Everything』Yamadarium
on a spider's silver string,(クモの 銀の糸にも)on the car I haven't washed in weeks,(何週間も洗ってない 車にも)
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