YAMADARIUM

入口言葉の寄り道潮のにおい

『The Wind Has Somewhere to Be』の歌詞の、この言葉から it smells of salt and somebody's clean linen,

言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖

潮のにおい

しおのにおいshio-no-nioi

海辺の「潮のにおい」のもとのひとつは、海の微生物がつくる硫黄のガス

一

由来

海辺でかぐ独特のにおいのもとのひとつは、ジメチルスルフィド(DMS)という硫黄をふくむガスです。海の小さな生き物がつくる物質を、微生物が分解するときに出てきます。

2007年、イギリスのイースト・アングリア大学のチームは、海辺の塩性湿地の泥から見つけた細菌で、このガスをつくる遺伝子を初めて突きとめました。

このにおいは、外洋を飛ぶ海鳥がえさのありかを探す手がかりにもなっていると考えられています。

二

いまのあなたへ

風が運んでくるにおいは、遠くの海の、目に見えない小さな生き物の仕事です。

窓を開けると、知らない場所の一日が少しだけ入ってきます。

三

この言葉が出てくる歌

寄り道はここまで。言葉が歌の中でどう響くか、聴いてみてください。

『The Wind Has Somewhere to Be』Yamadarium

it smells of salt and somebody's clean linen,(潮のにおいと 誰かの干したてのシーツ)a long way from wherever it was blown(吹きはじめた場所から ずいぶん遠く)
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