言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
クマムシ
くまむしkumamushi
コケの中にも暮らすクマムシは、乾くと体を縮めて眠ったようになり、水が戻ると、また動きだす
言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
くまむしkumamushi
コケの中にも暮らすクマムシは、乾くと体を縮めて眠ったようになり、水が戻ると、また動きだす
一
1773年、ドイツの牧師ヨハン・アウグスト・エフライム・ゲーツェは、顕微鏡で見つけた小さな生きものを「小さな水のクマ(kleiner Wasserbär)」と呼んで書き記しました。英語の water bear、日本語のクマムシも、この見た目から来ています。
クマムシの仲間には、コケの中に暮らすものがいます。コケが乾くと、体の水のほとんどを失いながら、体を縮めた「樽(tun)」の形になってじっと耐えます。
水が戻ると、ふたたび動きだします。2013年のデンマークの研究は、この樽の形になるために筋肉の働きが欠かせないことを確かめました。
二
乾いているあいだ、クマムシはただ待っています。
しずくひとつで、また目を覚ます。休んでいる時間も、生きている時間の一部です。
三
寄り道はここまで。言葉が歌の中でどう使われているか、本をひらいて読んでみてください。
『Wilderness the Size of a Coin』Yamadarium
Water bears wake.(クマムシが目を覚ます)Their whole lives take(その一生は まるごと)
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