言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
コオロギ
こおろぎkoorogi
コオロギの鳴く速さは気温で決まる、と19世紀の科学誌に報告されている
言葉の寄り道 ・ 歌詞の解剖
こおろぎkoorogi
コオロギの鳴く速さは気温で決まる、と19世紀の科学誌に報告されている
一
1897年、アメリカの物理学者エイモス・ドルベアは、科学誌『The American Naturalist』に「温度計としてのコオロギ」という短い報告を寄せ、コオロギの鳴く速さは気温で決まると書きました。暖かい夜ほど速く、涼しい夜ほどゆっくり鳴く。
のちに、鳴く回数を数えて気温を求める式は「ドルベアの法則」と呼ばれるようになりました。
ただし、報告にはどの種類のコオロギを聞いたのかが書かれておらず、式が合うかどうかは種類によって違います。
二
誰に聞かせるためでもない声が、夜の温度まで刻んでいました。
今夜のあなたの静かな時間にも、きっと何かが刻まれています。
三
寄り道はここまで。言葉が歌の中でどう響くか、聴いてみてください。
『Crickets on the Night Shift』Yamadarium
little crickets, take it slow,(ちいさなコオロギ ゆっくりでいい)I hear you now, I hear you now,(聞こえるよ 聞こえるよ)
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