
フル視聴で公開しました
YouTubeで「One More Step」をフル視聴の形で公開しました。
この曲は思い入れの強い楽曲で、2010〜2011年に自主制作の映像作品「人間野球」のテーマソングとして制作したものです。
架空のバンド「Noise Margin」
これまでは秋野唄(AKINO Uta)という女性シンガーの楽曲を公開してきました。ただ、もともとはポップパンクやロックなど、バンド形態での楽曲制作が中心でした。そこで今回は、「Noise Margin」という架空のバンドとしてミュージックビデオを作ることにしました。
Noise Marginは、そのままの意味では「ノイズの許容範囲」を指します。電圧のずれによる判定ミスを防ぐための余白のようなものです。これを音楽に置き換えて、「普段聴かないジャンルに対する余白」というコンセプトにしました。
当時のデータを掘り起こす
この曲を作った当時は、Cakewalk SONAR 6あたりを使っていました。10年以上触っていないソフトなので、当時のデータや歌詞を探し出すのに苦労しました。
今回はStudio Oneで作り直しています。以前にも書いたとおり、私は譜面が読めず、完全に独学で感覚に頼って作っています。そのため打ち込みはすべてベタ打ちです。1曲仕上がる頃には腱鞘炎になります。
ずっとこのやり方なので特に進歩もなく、今も肉体労働のような楽曲制作が標準になっています。

「人間野球」とは
話が映像作品のほうに戻りますが、「人間野球」とは何かという話です。
倒産の危機に追い込まれたサラリーマンたちが、野球で勝負をする。内容としてはそれだけのシンプルな話です。ただし、野球の道具が手元にありません。困っていたところ、一人の新人サラリーマンが「じゃあ、僕ボールやりますよ」と言い出し、人間野球が始まるというショートムービーです。
「One More Step」は、このくだらなくも本気なサラリーマンたちを描くために作ったテーマソングです。
ただ、このシュールな内容をそのままミュージックビデオにするのは難しく、途中で諦めました。曲のイメージとしてはサラリーマンの青春のようなものだったので、今回は王道の青春という方向でミュージックビデオを作っています。
最終目標はYouTube上でのアルバム
YouTubeに1曲ずつ公開していますが、最終的な目標は「YouTube上でアルバムの形にすること」です。
Spotifyなどのサブスクリプションサービスに音源だけを上げれば、作業としてはすぐ終わります。それでもYouTubeを選んでいるのは、20代の頃にやっていた映像制作への思いがあるためです。音楽には映像が必要で、映像には音楽が必要だというのが自分の根本にある考え方なので、集大成という意味も込めています。
本編動画のアクセスの伸ばし方は相変わらず分かっていませんが、地道に続けることだけを信じて、もうしばらく続けてみます。
どこかに私の曲を気に入ってくれる人がいることを信じて。隠れファンができることを信じて。ツンデレのツンの割合が高い人が多いだけだと、自分に言い聞かせています。今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。